2012年4月23日月曜日

政治スクール 最終回

昨日の21日(土)は、政治スクール最終回。江畑衆議院議員の「社会保障と税の一体改革」と、終了式でした。
とはいえ、私は・・・夕方から地元のジュニアサポート会議があったので、一コマ目の講義だけで二コマ目の終了式は失礼してきてしまいましたが。  m(_ _)m

ざっくりと(本当にざっくりと!)ご報告です。
今までの社会保障は、年金・介護・医療と、主に高齢者に偏った支援でした。そこを「子育て」「若者の就労支援」といった、全世代支援型に切り替えてきたところですが、基本は「支え合い、助け合う社会」の実現です。社会保障を全世代型にするのなら、税負担も全世代型にするべきとの発想から、税収が安定している(景気に左右されにくい)消費税の増税という考えに至ったわけです。

現在の社会保障費は、特別会計や赤字国債で穴を補填咲いていますが、社会の基礎を支える社会保障費がそんな状態でよいのか。ということから、安定財源を当てていきたいというのがこの増税案に至ったところです。
政調で8日間50時間、揉めていた要因は大きく3つ
1、経済条項→今増税をしては景気を冷え込ませてしまう。時期について「数値(経済成長率★%に達したら引き上げというような具体的に)」を明記せよ
2、細目の問題→主に食品は?住宅は?
3、再増税→5年後に見直し?

マニフェストには「四年間で増税を行わない」と明記してあるのにマニフェスト違反ではないか、という意見。
今回の消費税は単一課税ということで、ここも議論が・・・。

単一課税の理由
1、何に高くかけ、何には低いままでいくのか線引きが難しいし、市場でも混乱を招く。
(外国例:フォアグラ&トリュフは低額課税だが、キャビアは高額課税。バターは安いがマーガリンは高い・・・など。)
2、細分をすると業界の利権に関わる。
3、消費税率20%台の諸外国では細分して、生活に関わるところを保護している国が多いが、10%という段階で、しかも議論が尽くされていないという段階では、不公平が大きい。

高齢化率が20%ちょっとという現在においても、すでに年金・老人医療・介護の費用は保険料でまかない切れていない現実(消費税で10,4兆円不足分をまかなっている)と、数年後団塊の世代全員が年金受給者になることから国の社会保障関係費は毎年1兆円ずつ増えていく。

・・・と、消費税関係は本当にざっくりですがこんな感じでしたが、このほか年金・独法・議員定数についても説明をしていただきました。
質問も多くあったのですが、丁寧にお答えをいただきました。

税金のあり方について、民主は「中立・公正・シンプル」を」目指しているのでした。改めてそうだった!と考えさせられました。
透明性ということで、今年の7月以降に租税特別措置透明化法案によってデータの開示がされる予定です。それによって税金が天下りや政党への献金にどのくらい流れていたのかが明らかになるはずだということでした。これは政権恋歌委がなければ明らかになるデータではなかったので、7月以降を楽しみにしていてください。


昨日は、このほか夕方からジュニアサポート委員会の例会。夜はよさこいの練習と総会が行われました。

今日は、年に一度行われるというJAXAの公開日で、深大寺と調布飛行場横の施設に見学をしに行ってきました。これはまたこれでとても興味深く、楽しい一日でした。

今日は本当にざっくりとした報告のみです。ごめんなさい!

0 件のコメント: