2012年8月23日木曜日

意見交換会

一昨日・昨日lと意見交換会を行いました。
毎年いろいろと意見を頂いて、考えることが多いのですが、
今年は連立事業も一段階がすすみ、京王線が地下に潜っていきました。


新しい町作りについての意見がもちろん多かったのですが、

障害者団体の皆様から頂いた現実的な問題は「なるほど~」と思うものが多かったと思います。

たとえば・・・
券売機。車椅子の方は、車椅子が機械の下に入らなければ、ボタンに手が届かない。旧の仮駅舎には、車椅子が中に入り込む、テーブルのような形の券売機が有ったのに、地下に売り場が移動したら、撤去されてしまったようです。(以前のものは、別に車椅子対応にしていたわけではなく、単に足下があいていただけといった話もありますが・・・)
「バリアフリー」という言葉は浸透していますが、その実「バリア」は歴然と有って、「バリア」を「フリー」にするという言葉自体にすでにバリアが存在していると言えるのでは無いでしょうか。
「バリアフリー」ではなく「ユニバーサル」にしていかなければならないのは、今更という感でも有りますが、道のりはまだまだ長いと言ったところです。
当事者でなければわからない不都合を、しっかりと把握しで改善していく。それが私たちの勤めです。


2 件のコメント:

あらじん さんのコメント...

バリアフリーという言葉をユニバーサルへ…
私は違う考えです。
バリアフリーは定着してるし、分かり易い。
ユニバーサルって言葉は今ひとつ曖昧で…
障害者を障がい者と書き換えるのと同じように、いわゆる健常者(この表現も今は
使わない?)が考えたものでしょうね。

ユニバーサルデザインについては、街づくりをするときに多種障害者を計画時点でメンバーに入れればいいと思いますよ。

私は視覚障害者です。
我が業界で言われてること。
駅アナウンスの『黄色い線までお下がりください。』視覚障害者を一番危ない所を歩かせるのか?
少なくとも“線まで“ではなく点字ブロックと言ってほしい。

また、点字ブロックは凸凹していればその使命は達せられると、周りの景観から床材と同色にする傾向があったりしますが、これも視覚障害者イコール全盲といういかにも健常者が考えた間違い。
視覚障害者のほとんどは弱視であり、点字ブロックのどキツイまでの周りから目立つ黄色が頼りなことを知って欲しい。
かように視覚障害者とひとくくりにしても全盲と弱視では求めるものが違います。

本当にバリアフリーを望み街づくりををするのなら、計画時に多種(肢体障害者・視覚障害者・聴覚障害者など)障害者の意見を聞くべきだと思います。

あらじん さんのコメント...

すみません、寝ぼけた頭で読んだので文意を間違えて受け取ってしまいました。