2011年11月15日火曜日

税を考える週間

毎年11月11日から17日までの1週間を「税を考える週間」として、各所で税に関する相談や、子どもたちの作文・ポスター・標語等のコンクールなどが行われています。

今日、車の中で横浜市の中学生が受賞した作文を朗読していたのを丁度聞きましたが、これがまた素晴らしいの!!驚きました。

小惑星探査機「はやぶさ」に感動したところから始まって、地球に帰還した「はやぶさ」の部品や持ち帰った砂等を博物館に見に行った事、近所の図書館で調べたことから、宇宙開発が国家プロジェクトで行われていることを知ったという。はやぶさの予算が130億円ということから、日本人が一人100円の負担をしていたということ。たった100円で、未知のことや太古の地球のこと、ひいては東日本大震災の事まで紐解いていく可能性があることに感動した。また、振り返れば調べ物をした図書館をはじめ、公共施設がたくさんあるということ。税金を払うということは、個人ではとても出来ない大きな、そして沢山の人の利益になることを実現することが出来ること。そして、払っている額より、受けている利益が大きな事を感じた。

こんな内容でした。
中学生の感性って凄いです。受益という実感は大人でもあまり持てず、普段享受しているものは当然になってしまい、実は恩恵を得ているということに気がつかなくなってしまいます。
国民「一人たったの100円で」世界的なプロジェクトが成功しているという切り口に感心です。
中学生の公民をもっとしっかりと勉強させよう!!日本の教育制度よ!


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