2011年11月1日火曜日

八ッ場ダム

紅葉の季節ということで、土曜日に仕事で月曜日が代休だった夫と一緒に、北方面に出かけました。

中央道~圏央道~関越~長野道で、まずは富岡製紙工場へ。
ずっと気になっていても、なかなか行く機会が無かった富岡製紙工場ですが、

平日、しかも週明け早々からとても沢山の人、人、人・・・。
年配のツアー客の団体(それも1つや2つの団体ではない!!)に、小学校の社会科見学や、中学校の校外授業まで。

ボランティアガイド(案内係)さんも沢山いらしていて、1時間事に見学ツアーを行っています。昨日は団体以外にも一般の方(私たちのような)がいて、ツアーも10名程度に分かれて回りました。


「女工哀史」「ああ野麦峠」などのイメージから、どんな暗い所だろうか。なんて勝手にイメージしていましたが、思ったより労働環境も良く、工場も明るく、診療所などもあり、下水にも気を配っていて衛生環境も良いところだったのだと改めて思いました。

右の写真は、繭玉から糸を繰り出して生糸から絹糸にしていく作業の工場です。広いスペースを確保するために、天井部分を「トラス構造」という形で三角にMの補強をした物で、柱を立てずに広い空間を確保していくという方法で作られています。現在の建物も、体育館や講堂など広いペースをを必要とする場所には基本的に、このような構造を用いられているということです。
(オレンジ色のジャケットを着ている人がボランティアガイドさん)
                         

 左の写真は、工場のすぐ横を流れている川です。
実はこの施設には下水が整えてあって、繭をゆでた水を衛生的にこの川に流していました。(生活排水?そのまま・・・?とも思いましたが、当時はそんなものでしょうか。)

昨日はお天気も良く、穏やかで過ごしやすい1日。
流れる川も穏やかで、1年で一番過ごしやすい季節だとは思いましたが、ここって凄く住みやすい、暮らしやすい街なんだろうな~。と思いました。
これもイメージで、夏は何処よりも暑くって、冬は何処よりも寒いっておもっていたのですけど。 m(_ _)m




午後は、吾妻渓谷に言って、渓谷を歩いてみました。
アップダウンのきつい、歩きづらい道でしたが、素敵な森林浴が出来ました。
紅葉はまだちょっと早かったのが残念ですが、すこ~しずつ色づいてきていました。来週か、来週末くらいが見頃といったところでしょうか・・・。

吾妻渓谷の遊歩道、滝見橋と鹿飛橋の間に、例の八ッ場ダムの予定地があります。まさに渓谷のど真ん中。上流には温泉街・・・。何でこんな所にダム計画を?と思うような場所です。ダム行政には決別、では治水利水は?検証の結果必要ではないということであれば、速やかに・・・。

一番下の写真は、渓谷の一部に始まっている、ダム事業のホンの一角に出来ている、工事用道路です。

解決までは・・・。道のりが有りますね。

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