2015年3月19日木曜日

男女協働参画推進!

女性が輝くって?男女共同参画って?

 良く耳にする言葉です。・・・が、漠然と使い古されつつあり、具体的にはいったい何なのかが見えません。世の中半分は女性、女性ならではのアイディアや感性・エネルギーが必要だということ、女性が幸せな世界が、結果男性も幸せであるということを、再度訴えていきたいと思います!

①結婚、出産、子育て、介護、地域貢献・・・面倒なことは全部女!? 
学生の時には、すべて同列だったはずの男女です・・・が。結婚や出産などの節目の時に、仕事をやめるべきか続けるのかと悩むのはいつも女性。男性が結婚か仕事かで悩むというのは聞いたことが有りませんね。
子育てや地域貢献、PTAなどの役員(男性が出ると会長にされちゃう?)もほとんどは女性です。食べていくためにみんな必死に働いている、または
働きたい!でも保育園には待機児童であふれています。
職場復帰をしたくても預け先がないのでだんだん社会に
取り残されて、戻れるのか元の仕事が出来るのか不安・・・。
さらに高齢者は「家庭に返す」家族に丸投げ方針!?
一人っ子(親の介護)やシングル家庭(子どもを引き取る割合は女性が8割)の場合などは特に、誰に頼る?全部女性が1人でかぶるのですか?そして、生活はどうやって支えていくのですか?「嫁を泣かせない介護制度」ってなんですか?育児休暇に比べて介護休暇はまだまだ使いづらく取得しにくい制度。
安心できる受け入れ先やいざというときの支えが必要。頼りになるサポート体制が重要です。

②男女の賃金格差
 まず、採用時から格差があります。基本給から昇進、ベースアップ・・・。
仕事が出来る、出来ないには関わらず、「女性か男性か」ということだけでも格差が生じています。「シングルマザー」というと、それだけで労働市場からはみ出してしまう現実です。低賃金で、長時間労働を強いられてしまいます。子どもとの時間を作りたくても作れない難しい現実の中で、必然的に子どもに格差が生じてしまいます。

③女性の最大の的は女性!?
 「保育園に入れられてしまって可哀相・・・!?」三歳神話(三歳までは母親の手元で育てる)が根強く残っているようです。また、「これは順番だから仕方ないわね」と、嫁が介護をひとりで担うという現実も。封建時代の「家」制度ならそうかも知れませんが、女性の人生は誰かのものなのでしょうか。

クオータ(quota:割り当て)制度
20141028日世界経済フォーラムの報告で、日本の男女平等指数は142カ国中104位と以前低空飛行。女性の識字率・中等教育就学率・平均寿命においては1位です。女性の持つ力を社会に活かすために。あらゆる分野において男女比率を少なくとも73の割合で割り当てていくというクオータ制が活用されるべきです。
特に、女性管理職と国会議員。(個人的には保育士と看護士には是非男性も!)

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