2010年12月12日日曜日

12/12

 ワンツー!ワンツー!と、語呂の良い日です。
 今日は。良いお天気の中、プレス民主号外と、レク講習や都連男女の視察などの報告(溜まってます・・・。)に費やしましたが、残念ながら終了まで到達できませんでした。やっぱり、自宅にいると、何かと気が散ってしまうのは、私めの詰めの甘さですね。なるべく早く仕上げますので、レク研の皆様、都連の皆様・・・。お待ち下さい。(と、今もこうやって現実逃避しているわたくしです。。。)

 調布は、他の自治体に先駆けて、平成17年に「子ども条例」を制定いたしました。その前文が気に入っているので、さわりだけご紹介します。

子どもは,個性が認められ,自分らしく生きる権利をはじめ,個人の尊厳を持ったかけがえのない存在である。
子どもは,調布の「宝」,「未来への希望」であり,喜びや悲しみを共有する家族,友人及び地域の深い愛情に包まれて,社会の一員として大人と共に今を生き,次代を担っている。
私たちの願いは,子どもが,家庭や地域のぬくもりと恵まれた自然の中で,安全かつ快適にのびのびと遊び,学び,夢と希望を持ちながらいきいきと育つことができるまちをつくることである。
そのために,私たちは,日本国憲法をはじめとして,世界人権宣言,児童の権利に関する条約等が定める人が生まれながらにして持っている基本的人権の保障の精神と理念を尊重する。そのうえで,未来の調布をつくり,平和への願いと国際社会の発展の一翼を担う子どもの健やかな成長を図るため,家庭,学校等,地域,事業主及び市は,協働して子どもへの支援に取り組んでいかなければならない。
私たちは,子どもが幸福に過ごすことで自立した大人に成長することができることを自覚し,子どもの育ちや子育てを楽しむことができ,子どもが幸福に暮らすことができるまちづくりを進めることをここに決意する。
緑と水に恵まれた自然や,家庭,学校等及び地域のつながりの中で,子どもが夢を持って健やかに育ち,安心して子どもを産み,育てることができるまちを目指すことを宣言し,この条例を制定する。


民主党の子ども手当なども、この理念にかなり近い考え方を実現しているというひとつだと思うのですが、このご時世に、年配の方々からは不評なんです。
お年寄りが多いのだから、お金をかけるのは仕方がないという考え方ももちろん必要ですし、結局そうせざるを得なくなってしまうのですが、社会を支える一員として、しっkりとそうだって貰うためには、それなりのサポートが必要なのはご理解いただきたいと心底思います。調布は子どもが増えていますが、日本全国的には減少している子ども達ですから、「甘やかす」のではなく、「ちゃんと育つ環境を整える」事が大切です。社会を担う人材として、未来を託さなければならないのですから。
「子どもは親が育てるもの」という固定観念ではなく、「子どもは未来の宝、社会が育てるもの」という意識にシフトしていって欲しいと思います。

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