2011年4月12日火曜日

朝の駅頭

都知事選が終わり、いよいよ選挙解禁状態です。昨日、柴崎駅。今朝、国領駅に行きました。びっくり!昨日は柴崎の小さい駅前に3名。今日は国領南口に4名・・・。通行する方々は、何事かと思うでしょうね。
知り合いの方が「非常事態だわね、これは!」と言いながら出かけて行きましたが、私たち議員が驚いているのですから、一般の皆さまが驚くのは当然ですね。

ある現職議員が、原発の事についてマイクで話していました。「17箇所の原発全てを即刻停止。国民の生活・生命の安全を最優先にするのが・・・」と言った内容でした。聞こえだけはとてもよい感じもしますが、ちょっとまってください!
まず、生命の安全性を脅かす事故が起きた福島第1原発では、地震直後にストップしているのです。事故が起きたのは、既に停まっているときです。本当に危険なのは、稼働している事ではなく、燃料棒が水から出てしまって、高温になってしまっていることなのです。水素爆発と水蒸気爆発の違いさえわからないようなことを、大勢の前で話すというその覚悟が凄いと思いました。

もし、全てを火力発電に切り替えるとしたら、石油燃料はというと当然日本では輸入に頼らざるを得ません。輸入量を増やすために安全なルートの確保、産油国との関係維持、情勢不安な海峡をどう守っていくのか、そのために軍事力を持たなくてはいけないのかのか、ひいてはアメリカとの関係をどのようにバランス良く保つか。また、CO2の排出量の問題。電気供給量をどうまかなうかといった問題。特にストップさせた原子炉を安全に保つために使用される電気をしっかりと供給しなければならないこと。。。。単純にストップしてしまえばよいという話で終わるはずがありません。その前後、いえ背景にあるたくさんの課題をどう処理するのかということまで考えているのでしょうか。考えれば考えるほどわからないことだらけです。

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