2011年10月15日土曜日

女性のための政治スクール

今日の講師は、増田寛也先生(元岩手県知事/元総務大臣)でした。
内容は、「東日本大震災とこれからの日本」についてでした。

戦後最大の危機である、今回の大震災にどの様にして立ち向かっていくのか。大きな視点で、でも濃やかな配慮を持って、講演をして下さいました。

日本の近代において、3度目の大きな節目に直面しています。
1度目は明治維新後の日本再建。2度目は戦後復興。今まで二度にわたって再生を繰り返しています。今度もどのように再生をしていくか、世界中が注目をしているということ。
そして、世界中から支援の輪が寄せられていると言うことは、決して忘れてはいけないことで、世界140カ国の皆さんの中には、生活さえままならないような発展途上にある国や、社会情勢が落ち着かない国からさえも寄せいられているということです。、

原発事故から、海洋汚染を引き起こしてしまった国として、加害者の立場という責任もあります。また、電力の供給不足や海外からの風評被害など、日本全国が被災者ということができます。

あまりに大きな規模だったため、自治体機能が完全にストップしてしまった(自治体によっては、町長が被災して命を落としてしまったり、庁舎自体が流されて、何も残っていない(データーさえ)という現状もあります。
「非常時モード」に素早く切り替えるということが肝心。何より現場対応の柔軟性が大事であると言うこと。2元代表制の意義から、議会と首長の役割を「非常時」には切り替えて柔軟に行う(どちらも選挙によって選ばれた住民の手によって組織されているのですから。

また、地域のコミュニティーの重要性。「ハザードマップ」の有効活用と、マップなどに依存しないことの大切さ。雇用の創出。。。様々なことに触れて現状と改善ポイント、着目するべき所。。。
重要な野hあ、人と人とのコミュニティーの造成。。。

「具体的にどう実践していくのか」スピードと決断。現場対応の大切さ。
平常時に、非常時の様子をどれだけ想定出来るのでしょうか。
そして、何かが起きたときに上手く役割分担を行い、行動できるのでしょうか。


そして福島原発にも少しだけ触れられました。

次は防衛庁の視察です!

0 件のコメント: