2011年3月29日火曜日

今だからこそ

 被災をされた方々が、たくましく、力強く乗り越えようとする姿をニュースで見ながら、今は安全な東京から、大きく気持ちはエールを送ってはいますが、義援金以外にはなすすべもなくもどかしい思いでいるのが現実です。

 しかしながら私たちは、今だからこそやらなくてはいけないことがあると思います。被災地で実際に想定外だだったこと。3月11日に、私たちがこの東京でも実際に経験をした震度5弱の中での経験を、そして、今直面している、計画停電の影響を。どのように今後に生かしていくのかということを、しっかりと検証しなければならないんだと思います。

 例えば、私が今回の平成23年第1回定例会の一般質問で行った「防災無線」について、やっぱり恐れていたとおりいざというときに「何を言っているのか聞こえない」場所によっては、「放送があったことすら気づかなかった」という多くの声、声、声。。。
 どのようにフォローするのか、「なるべくゆっくりと原稿を読んで欲しい」とか、「安全安心パトロール車である、青白ツートンカラー車でも、放送をかけて案内しながら走って欲しい」等の要望は総合防災課に、すぐに申し入れをしましたけど(確かにゆっくりと原稿を読んで、少しは聞き取りやすくはなりましたけど・・・・。)やはり根本的に、聞こえづらい地域を改善していかなければ。また、多すぎてかえって音が被りあってしまう場所の調整も必要だということがわかりました。

 それから、いざというときには、電気や電話が全く使えない事を想定とした、アナログでのマニュアルも必要です。学校で引き渡しをしたいと思っても、連絡網が使えないということが想定に入っていません。引き渡しになったことをどのように家庭に伝えて、引き取りに来て貰うのか、あらたな課題はつきません。

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