2011年6月11日土曜日

臨海学校

調布市の小学校は6年生の夏に「岩井海岸(千葉県)」で臨海学校を行います。各校2泊3日。次の学校の児童たちが乗って行ったバスで前の学校の児童が帰宅をするという、効率的にバスをシェアリングして、楽な上にニリーズナブルという、一石二鳥の方法でこれまで、市内全小学校が行ってきました。

今年は・・・というと、予定通り「岩井海岸臨海学校」ということで、決行を予定されているようです。

ところが、保護者会では、臨海学校が心配という声が出ているようです。
①そもそも千葉(岩井海岸)放射数値の状況がわからない。
②海は安心なのか
③大気の状況は
④今年は「海」自体に行かないという家庭もある中、絶対に安心だという確証をどう提供するのか

・・・こんな不安を保護者は訴えているのですが、それに対して、教育委員会の出した方針は、
「最終判断は、参加不参加をご家庭で決めてもらう」というものだそうで、そのことに対しても、また、不満が発せられています。

子どもたちにとっては、大変大きな行事である移動教室の最終的な責任、また、参加不参加を被ろうとしないその姿勢に疑問が集まっていますが、どのように考えているのか、憶測ではなく、市としての考えを問い直してみなければならないと思います。民主党調布市支部とも相談をして、動いていく必要が有るのかなとも考えています。

「子どもたちは調布の宝」というのであれば、曖昧な形ではなく、調布の子どもたちの将来と健康に責任をもしっかりと持つことが重要です。

①絶対に大丈夫というのなら、「家庭で参加不参加の決定を」などという形ではなく、根拠を明確にして、全員が安心して参加できることを促すべきです。
②心配が少しでも残るのなら、何も「岩井海岸」にこだわらず、場所の変更。例えば海は今年はあきらめて、「八ヶ岳」や「木島平」に変更するなど、柔軟な対応をする必要が有ります。

こんな事も視野に入れて協議の上、保護者や本人達にもわかりやすく伝えるべきでは無いでしょうか。他自治体ではいかがな状況なのでしょうか。

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