2010年5月8日土曜日

ゴールデンウィーク

 明日でゴールデンウィークもおしまいですね。私としては、世の中、5日水曜日で終了だと思っていましたが、6・7の2日間を有給などで休めば、9日間の長期連休になるのでした。昨日は市役所の職員さんも、休暇を取っている人が結構いたので、なるほどと思いました。

 経済状況があまり良くなっていないながらも、国民の我慢が限界に来ていて、消費行動が増えてきているというニュースがありました。経済が少しずつでも、回りが良くなってきて、それが景気の回復に少しでもつながれば良いなと思います。

 「自分の将来に不安がある」「未来に希望が持てない」と言う若者の割合が増えているというデーターがあるそうです。ただ、世界中に目を向ければ、食べていくことが難しく、生命を維持することが難しいという国がなんと多いことでしょう。それに比べれば、日本は、安心で、安全で、自分が望めば何とか実現できる可能性がある、希望が持てる国だと思います。そこが伝わらない。メディアの情報も、日々暗くなるような話題ばかりがクローズアップされていて、希望を持とう、というものでは決してないのが、そんな風潮を強めていく大きな理由だと思います。
 「政権が変わっても何一つ良くなっていない。」という風潮が多くを占めていますが、世の中を変えていくには、やはりある程度の準備が必要なのは、言うまでもありません。ましてや60年にわたって積んできた沢山の「角質」を除去するには、ある程度の「保湿」や「栄養」を用意して取りかからなければ、傷んでしまいます。
 地方主権といっても、勢いだけで、全然進まないという話も良く聞かれますが、地方が変わらなければ、「コンクリートから(同じ)コンクリートへ」と落とし込んでおしまいになってしまいます。かといって、紐付き予算では、何の意味もない、言葉だけの地方主権になってしまいます。「コンクリートから人へ」という転換をしていくためにも、まずは地方の改革も伴わなければ、ならない訳です。
 もうしばらく、おおらかに構えていただきたいと、切に願うばかりです。

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