2010年5月6日木曜日

女性議員ネットワーク会議&地方自治体議員フォーラム 


 昨日に引き続き、今日も朝から党本部にて、「女性議員ネットワーク会議」。永田町まで、意外に到着が早く、驚きでした。党本部前で、バッチをつけていないので、止められました。きゃ~!忘れてしまった!昨日から着用の名札で、なんとか勘弁していただきました。警備のお兄さん、お仕事お疲れ様です!!(写真はこの会の活動方針や、アピール分を受け取るために出席してくださった、山岡国会対策委員長です)

 今日の講義は、産婦人科医でもある、衆議院議員仁木博文さんで、「女性の病気~これからの課題と民主党の政策」でした。月経の仕組みから、母体の変化、、メカニズム、社会背景、男女共同、予防医学、倫理、マニフェストとの関係・・・と、大変内容の濃い講義でした。どれも楽しい話題でしたが、印象に残った問題を幾つか。
 
 ①予防医学の大切さ。日本では、予防に関して、このくらい公費負担をしていても、負担していない場合にかかる医療費に比べ、○○円の効果がある。という具体的な数値を上げていくべき。確実に予防に公費をかけた方が、少額で済む事は間違いない。

 ②男女共同という概念を、医療の世界にもっと入れ込む必要がある。女性医師の割合がとても多い昨今。特に、産婦人科では女性医師の割合が多く、彼女らが結婚出産した場合、7割が退職という、現場へ戻る割合が少ないのが現状。彼女たちを現場復帰させることで、医師不足、特に地域医療の現場で、当直の負担、女性用更衣室の設置、など、職場環境の充実、24時間対応の託児施設など、子どもを預けて働ける環境整備などが望まれる。

 ③人工中絶数が自然流産を含まずに34万人という現実。ドラマでは、10代の少女・・・。というのがありがちだが、実は30~40代の、結婚している夫婦でのケースが多いという現状。経済的に、子どもを育てていくことがままならないという現実をふまえての、人工中絶が多いらしい。安心して子どもを育てていかれるという土壌づくりに、子ども手当が後押し出来るのではないか。「そのためにどうしたらよいか」を政治が考えるものだ。

民主党のマニフェストで考えることのできる、大変充実した企画でした。質問も活発に寄せられて、関心の深さを伺えました。
 このあと、活動方針案・アピール案を審議し、活動方針は手を加えて後日に、アピールは決定して、執行部に渡すという運びとなり、記念撮影を行って、会場移動をしました。
つづきは、追って。今日は遅くなったので、これで。今日はやめにします。残りは後日以降に。お楽しみに!


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