2010年3月30日火曜日

飛行場等特別委員会

 今日は、調布飛行場問題等特別委員会が、ありました。飛行場祭りの報告と、調布飛行場のターミナル新設についてでした。現在のターミナルは仮施設で、平成25年までには、現在の隣接部分に、広い本施設を完成させて運用しようというものです。
 この調布飛行場には、古くから反対の意見も多く、昔は調布中学校校庭に墜落事故がありました。最近ではオーバーラン事故などもあり、地元住民の方々が怯えて生活しているというの事です。

 調布飛行場は、調布と、大島・新島・神津島の離島3島を結ぶ、コミューター空港と位置づけられていて、特に、島しょ部の方々には、災害・非常時の中核として、また、本島につなぐ便利な玄関として、利用されたいと切望されています。大島市長も、新宿都庁へ行くのに、多摩西部に比べて、ずっと時間がかからないと、胸を張って仰っていました。定期便の就航率が低いという点は、定期便でつながっている、島の方々からは、不満の大きな要素です。
 飛行機は2種類。19人乗りのドルニエと、10人乗りのアイランダー。どちらもプロペラ機ですが、アイランダーは操縦士さんの真横にまるで乗車員さんの助手のように座ります。
 飛行場では、年間20000本の発着と決められています。その中で、定期便は一日20便。年間7000回程度です。その他は自家用セスナというのが現状です。
 今日の質問でも、国体を視野に入れてということで、定期便の発着回数が増加するという心配をされている委員もいましたが、現状では増発をするという計画はなく、したがって本数は増えないという答弁でした。今年になって、視察に行った新島・大島でも、物理的に本数を増やすのは無理といっていました。
いろんな立場から、賛成・反対と意見はたくさん出ますが、地元の意見をしっかりと聞き、出来ること、出来ない事を精査して、安全に快適に運用できればと願うものです。
 私としては、国体を視野に入れているのなら、駅から飛行場へのアクセスをもう少し便利にした方が良いと、個人的には思っています。新中央航空は、これまでに事故は起こしていないし、乗った感想からすれば、とても快適でした。騒音等の問題など、他にもありますが、島の方々の安心を支えている飛行場です。仮ではない、しっかりとした、ユニバーサルデザイン対応のものが出来てしかるべしと思いました。

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